運勢で見るリストラの意味と対処するときに大切な2つのポイント
今回は運勢から見たリストラの意味について書いてみたいと思います。
運勢で見ると、多くの方に、左遷、リストラ、またはパワハラなど転職を考えるしかないほど追いつめられる事態になる時期が人生で数回あります。
褒められることはあっても罵倒される理由は一ミリもないはずなのになぜ…という場合もあります。
現実的な理由や状況はいろいろなケースがありえると思いますが、運勢で見るとそういうことが起こりやすい時期というのはあります。
その先の選択、つまりしがみついているように見えても残って次の成果にじっくり取り組む、転職を選び実現する、独立する、などの選択があると思います。
ただ運勢によっては望んでいなくても残ったほうが良かったり、心機一転で転職を選んだり、腹を決めて独立を選ぶ方が良いなど、ご本人の意志とは別の選択を示すこともよくあります。
どちらにしろこういった時期に運勢面から見て大切なのは2つあります。
・プライドを一切捨てて判断する
・15年以上の長期的な視点でメリットとデメリットを考える
という2つです。
こういったことがおこる時期は「今の環境から物理的・心理的にハードルの高い別分野に強制的にスイッチする」という運で、
全く異なる環境であなたの価値を再構築していかんなく発揮してごらん、という「器を何倍も強制的に広げる」時期なので、
今までの価値観や方針、成果というものを捨てないと、何倍も大きな視野で活躍することは不可能と言わざるを得ない運の局面なのです。
この記事を読んで頂くと、仕事の上での危機的な状況をどのように考えたいいのか、今後の選択をどうしたらいいのかについて、
今までと少し違う視点で状況を考えることができる場合もあるのではないかと思います。参考になればとても嬉しいです。
物理的・心理的にハードルの高い別分野に強制的にスイッチする運
左遷、リストラ、転職を考えるしかないほど追いつめられる事態というのは「物理的・心理的にハードルの高い別分野に強制的にスイッチする運が影響している時」だと書きました。
私は運勢鑑定をする時、現実的に何かが起こる、その理由のようなものに注目します。
人は無意識に感じることに対して無意識に注目する傾向があって、その枠の中でアンテナを立てて物事や状況を引き寄せてくるので、
起こった現実だけ見ても、分析や対処療法はできますが、予測して対策をするという本質的な変化を起こすには、原因を探ることが欠かせないと思うからです。
そういう視点でその人の運を見ると、年代とか時期ごとに興味のわく傾向や行動範囲、活動分野が移り変わっていき、それらをつなぎ合わせるとホロスコープの示す「人生のモチベーション」のようなものに
全部繋がっていく方がとても多いです。
運勢で見ると人生を包括するテーマがあって、それに沿っていろいろな出来事が起こるように見えることが多いのです。
運勢で見ても、人生は基本的に"熟達していく"方向に進むように見えます。いろいろな経験と知識や認識の蓄積をさまざまな分野や視点から重ねて増えることはあっても、減るパターンは特別で稀だということです。
そして人生のある時期に数回、劇的に"熟達が加速する"時期があります。その加速のためには今までと同じ土壌、つまり環境では劇的な加速はできないので、今までの自分では全く通用しないほど広大な環境に押し出されるわけです。
運勢から通告される、次のお前の活躍する舞台はここだ、と言わんばかりの無謀な冒険です。
それが現実的にはリストラ、左遷、転職や辞職を考えざるを得ない状況となって訪れます。
というのも、人は生き物として安定安全を無意識に選ぶ生き物なので、挑戦が好きな良くも悪くもネジの外れた特別な人以外(私はそういう方は好きなので誉め言葉なんですが)、なるべく楽をしてエネルギーを保存しようとする生き物だから、普通に生きていたら劇的に加速できるほどの異質の環境にはなかなか自ら行かないからです。
安定安全を選ぶ無意識は、顕在意識3%に対して97%とも言われる莫大な質量で人生の選択に常にグイグイと強制介入してきているわけですから、ちょっとやそっと「こうしたい」と考えていたって、無意識の「今のままをキープして生きるエネルギーを保存しよう」という生きる鉄則の選択には勝てないのでしょう。
というわけで、表面上自分が望まない、強制退場や強制移動を通告されるに等しい事態が訪れるわけです。
自分が(生き物として本能的に)決心しづらいハンデを補う形で、強制的に人生のテーマに向かい合うように運が仕向けてきている、そんな風にも見えます。
つまり、そういった状況は、いかに無慈悲で理解能力のないとしか見えない上司や会社、クライアントが暴言を吐いてきたとしても、それは表面的なことであって、本質的に起こっているのはあなたにもっと相応しい環境へと誘われているということに違いありません。
だからこそプライドを捨てるということが本当に大切なように見えます。
プライドというのは「これまでこんなにこれだけやってきた」という自負からくるものですが、運勢的に起こっているのはそのプライドの土台になる土壌自体の規模が数倍以上に広がる時期という意味です。
例えれば、語弊があるかもしれませんが、小さな辺境の英雄が国の首都に出てきてひとはた上げる、のようなスケール感の決定的な違いがある環境に進み出るので、今までの実績や自負は一旦わきに置いてまず視野をその広大な次のステージに合わせないと、活躍ができないような感じです。
左遷、リストラ、辞職や退職を考えざるを得ないほど差し迫った時期に本質的に何が起こっているのか、運勢から見た認識を紹介しましたが、ではこの後実際に何を選んだらいいのかについても触れたいと思います。
左遷・リストラ・やむをえない辞職、その次に選ぶべきこと
次に、そういう状態になった時に、運勢面から見て実際に気を付けたいポイントです。
プライドを一旦捨てる、感情で判断しない
対応していくときに運勢面から言える最も大事なのは、上にも書いてきましたがまずはプライドを捨てるということです。
理由としては、運勢的に起こっているのはそのプライドの土台になるあなたの土壌自体の規模が数倍以上に広がるので
小さな辺境の英雄が国の首都に出てきてひとはた上げる、のようなスケール感の決定的な違いがある環境に進み出るので、
今までの実績や自負は一旦わきに置いてまず視野をその広大な次のステージに合わせないと、活躍ができないような感じだと書きました。
そういう大切な場面で、例えば無理解や上司・会社、時には家族や身近な人であっても、あなたの状況に対してそこまで理解が及ばないでしょう。
そういう致し方ない状況に対して、感情でかけがえのない人生を過去のプライドや感情に任せて選択を間違い、棒に振るほど馬鹿なことはありません。
長期的な視点で見る
さらに運勢的に見ると、こういうことが起こる時期は少なくとも15年ぐらいの長期的な視点で物事を見ないと、正しい選択や価値、意味が判らない時期であることが多いです。
だからこそ、過去の経験や目の前の条件だけで判断しないというのがとてもとても大切です。
例えば、大きな功績を遺した人のホロスコープとその人の歴史を見てみると、仕事上で評価されなかった時期に耐えて
大きな功績を残した例がよく見つかります。
その後の仕事の運に合わせた選択をするのが鉄則
ご年齢や条件など現実的なご状況ももちろんあるとは思いますが、運勢で言える最も大切なのは、こういったキャリアの危機、仕事上の危機的な状況の時に、それ以降の仕事運に合わせた選択をするということです。
リストラに耐えて残る選択がいい場合
たとえば42歳でそういった状況を迎えた時に、その後に同じような環境で働く運を持っている方なら、ここは2~3年の人生修行だと捉えて頑張るのもありです。
2~3年というのは途方もなく長い時に見えると思いますが、上で触れたように、その後15年20年と考えるとその後の期間の1/5にあたるわけで、その後の期間のほうが4倍も長いわけです。
それを棒に振るよりは、腹を決めて器を広げるための修行と捉えたほうがどう考えてもメリットが大きいです。
残ってもあらゆることが変わって厳しいですが、運勢的にそういう時期は別の選択をしたってどっちみち同じようなキツさがあります。長い目でメリットがあるなら残る価値は充分あります。
転職がいい場合
もしその後の仕事運が、全く異なる分野や職業でかつ企業の中で働くような運でしたら、これは転職が良いでしょう。
今までと同じ職務内容か、少しポジションを変えて過去の経験を生かせる職業か、どちらかがベターでしょう。
場合によっては、転職して落ち着いたら副業にも取り組んでみるというのもありです。
独立がいい場合
今後の仕事運が、企業の中ではなく独立して仕事をするような運の場合は、ご自分で仕事をはじめるのをおすすめすることになります。
これ位大きな転身の場合、かつ今回テーマにしているような職業上の危機のような場合は、事前に知っておいて頂ければ準備ができるので随分違うだろうなとおもうのですが、準備ができていようができていなかろうが、独立の運なら独立をおすすめすることになります。
もちろん、アルバイトなどをしながらとか、条件が悪くても一旦転職をしてからなどもあり得ると思いますが、調子がいい時の独立と違って強靭なメンタルが必要になるでしょう。
でも思い出して頂きたいのは、目の前の出来事としては危機かもしれませんが、起こっていることの本質は「あなたがもっと大きな土壌で活躍するため」であるということです。
その方法として独立の運が表れているのなら、前向きに取り組んで頂きたいと思います。
左遷・リストラ・やむをえない辞職の危機的状況はいつまで?運勢的でみる期間
最後に、その不安な期間はどの位続くものなのだろう、という時間的な疑問について、現時点の私の見方ですが参考までに触れておきたいと思います。
これぐらいの大きな変換の運というのは、まず最短で3ヶ月ほど続くケースが多め、と目安にして頂くといいかもしれません。
その状態が起こった、実際にその日を迎えた、次の活動までの準備期間と現実的に考えてもその位になりそうです。
そしてかなり大転換の運が訪れた方の場合、上で書いたように2年強ほどでいったん収束し状況が変わっていきます。
長いように感じるかもしれませんが、残り20年とか30年とか数10年単位、もし定年間近だったとして恐らくあと10~15年位働くとしてもそのうちの2年です。
これはけっこう深刻なケースを想定した話なので、もちろんスムーズに転職できて結果的に快適な生活ができるようになるかたも少なくないでしょう。
大切なのは、全く先が見えない状況だとしたら、運勢を知ることで選択肢や選択の幅を絞っていくヒントになるかもしれないということです。
ひとつのあり得る可能性として運勢的な予測があれば、それを前提としたら何を選ぼうか、と具体的に検討することができるので、少なくともその後の仕事の選択で何もないまっしろの状態よりはましになることを願って書いています。
運勢で見るリストラの意味のまとめ
今回書いた内容は、私自身が、若いうちに運勢をもっとまじめに勉強しておけばよかった、あの選択は失敗だったな・・・という経験も元に書いてみました。
運勢を参考にしてもしなくてもせめてこういうアドバイスを貰えれば良かったと思う内容です。
独立して仕事をするにしろ、お店や企業の中で仕事をするにしろ、自分の得意なポイント、他人から評価されやすいポイントを知って
それを大切に育てて際立たせるということは、運勢を良くする中でも大切なことです。
特別なものがなくても紹介など縁でつながれていく運の方もいらっしゃいますが、その場合でも運勢的に強いポイントを知って
時間と共に磨いていくことができると、選択肢は多くなりやすかったり居心地よく働くことができやすいと思います。
そして運の大きな切り替えが強制的な形で訪れるとき、今回のテーマのような左遷・リストラ・やむをえない辞職といった
形で現れることが多いですが、運勢で見るとより大きな器になる、大きな土壌で活躍するためのきっかけだという本質的な意味が
あるのを忘れないでください。
今回紹介したポイントを念頭に、あなたにとってより素晴らしい今後のために、
気持ちを切り替えて最善の選択をしてキャリアチェンジの機会にして頂くヒントになれば嬉しいです。